今回は私がオーストラリア旅行でビザ(ETAS)を忘れ、空港で大慌てで出発2時間前に申請承認でき、なんとか飛行機に乗れた体験を詳しくお伝えします。この記事を読めば、万が一ビザを忘れても慌てずに対処できるようになります!
目次
- 1 ETAS(イータス)とは?オーストラリア入国に必要なビザ
- 2 空港でETAS未申請が発覚!チェックインカウンターの大混乱
- 3 ETASの実際の登録方法を画像付きで詳しく解説(個人でも簡単)
- 4 まとめ
ETAS(イータス)とは?オーストラリア入国に必要なビザ
ETAS(Electronic Travel Authorization System)は、オーストラリアに入国する際に必要な電子渡航認証です。日本国籍の方は観光目的で90日以内の滞在であれば、ETASを取得することでビザなしで入国できます。ただし、このETASは事前にオンラインで申請する必要があります。
ETASの申請は簡単で、パスポート情報や個人情報を入力し、クレジットカードで手数料を支払うだけで完了します。通常は数分で承認されますが、忘れると(我々のように)空港でてんやわんや、大変なことになるので注意が必要です。
なお、ホームページによると:
現時点で旅行者はエージェントや航空会社などの代行サービスを通してETA(電子渡航許可)を申請することができません
外務省のページにも
イ 申請者本人が申請を行う必要があり、以前のように旅行代理店などを通じてETA(電子渡航許可)を申請することはできません。
と書いてありますので、何がなんでも自分で申請するしかないですね。
空港でETAS未申請が発覚!チェックインカウンターの大混乱
オーストラリアへの旅行の手続きのため、空港でチェックインカウンターで荷物を預けようとした瞬間、スタッフから「ETASの申請がされていません」と言われました。
「ETAS(イータス)???」
説明を聞くうちに、頭が真っ白に。
・オーストラリアもアメリカのESTA(エスタ)と同じように、ETAS(イータス)と言うものが必要
・そのVISAがなければそもそも飛行機に乗れない
だと言うことをそこで初めて認識したのです。(←これ飛行機出発の3時間前)日本パスポートでもオーストラリア入るのにVISAいると言うことを初めて認識。
LCCにしたこともあり、チェックインカウンターは大混雑で、カウンターのお姉さんに言われるがまま、私たちは列から離れ、土産屋の前で携帯を操作。ネット回線が遅く、旦那とイライラしながら、家族全員分、1時間かけてETASを申請しました。
焦りながらETAS(イータス)を申請手順
以下に、空港で焦りながらETASを申請した手順を詳しく説明します。
- アプリをダウンロード: まず、ETAS申請用のアプリをダウンロードします。App StoreやGoogle Playで「AustralianETA(オーストラリアンイータ」と検索すれば見つかります。
- パスポート情報を入力: アプリを開き、パスポートの情報を入力します。パスポート番号や発行日、有効期限などが必要です。
- 個人情報を入力: 名前、生年月日、住所などの個人情報を入力します。家族分の情報を入力する場合は、時間がかかりますので焦らずに。
- 支払いを行う: クレジットカードで手数料を支払います。1人あたり約20オーストラリアドルです。
- 承認を待つ: 通常は数分で承認されますが、ネット回線が遅い場合は時間がかかることがあります。今回は1分で承認メールが届きました。
ETASの実際の登録方法を画像付きで詳しく解説(個人でも簡単)
以下に、ETASの登録方法を画像付きで詳しく解説します。画像を参考にしながら、スムーズに申請を行いましょう。
ステップ1: アプリをダウンロード
まず、App StoreやGoogle Playで「ETAS Australia」と検索し、アプリをダウンロードします。
ステップ2: 申請者登録
以下はApp Store(iPhone)のスクショです。アプリを開き、一番上のバーの右上をクリックします。
新規申請者(New ETA)
「Applicant profiles(申請者プロフィール)」→「New ETA(新しくETA申請)」
Add another applicant(他の申請者の追加)
過去に誰か登録してあれば上記に出てきますが、初めて申請するときは一番したをクリックする
取り決めや、注意事項に「Agree(同意)」する
色々細かいことが書いてありますが(もちろん読んだ上で)Agree(同意)しないと何も進めないのでAgreeします。
一番下までスクロール(読んでると言うこと)しないと、Agreeが押せないので、慌てず、下までスクロール。
ステップ3:パスポート情報入力(スキャン)
入力説明画面
全体の流れの説明:
- パスポートの顔写真ページのスキャン
- パスポートの中のマイクロチップの読み込み(注意:焦っていることもあり時間がかかりました)
- パスポート情報の確認
- 写真撮影(注意:背景が(空港なので)ごちゃごちゃしててこれも時間かかりました)
- 質問事項への回答
パスポート(顔写真ページ)のスキャン
写真を撮れば自動で読み込んでくれます。「Scan passport(パスポートをスキャン)」をクリックするとカメラに切り替わります。
ステップ4: パスポートのマイクロチップをiPhoneで読み込み
iPhoneをパスポートの上でスライドさせながら、マイクロチップがあるところで止めると、一番上の黄色いインディケーターが一番右まで動いていき、スキャン完了となる。
これが・・・焦ってると全然読み込んでくれない!我々は空港の床で、パスポート置いてやってますので焦りました。
※これ、読み込み機能ついてない場合どうするんだろう・・・と思いましたが、今回iPhoneで助かった!
読み取り情報の確認
「Confirm information(確認画面)」が出るので、内容を確認し、よければ一番したの「Confirm(確認したよ)」を押下。
ステップ5:顔写真を撮る
言われるがまま写真を撮る。
これも無背景で行ってください。空港の混雑の中で行っていたのでエラーが何回も出てヤキモキしました。
ステップ6:個人情報に関する質問への回答
・二重国籍(dual nationals, dual citiens)か
・別の名前があるか(known by any other name)
・現住所と電話番号の入力(applicant’s address and phone number)
・E-mailの確認
ステップ7:ETAに関する質問項目
・Select an ETA type(ETAの種類を選択)」:Tourist(旅行者)
・Are you the applicant?(あなたは申請者ですか): Yes(そう)
・Declaration(宣言):チェック→Next(次)
・Criminal Convictions(犯罪歴):なかったら No(ない)→Next
・オーストラリアでの滞在先、連絡先(滞在するAirbnbを入力)
ステップ7: 支払いを行う
クレジットカードで手数料を支払います。1人あたり約20オーストラリアドルです。
ステップ8: メール添付で、VISAが届く(支払い後、1分!)
Granted(承認)と届きました。
特に何もなければ、金が払えばすぐに発行されそうです。
ちなみに申請した時間は夜9時くらいでしたがすぐ出ました。
通常は数分で承認されますが、ネット回線が遅い場合は時間がかかるかもしれません。
まとめ
オーストラリア旅行でビザ(ETAS)を忘れると、空港で大慌てすることになります。
今回、1分で出ましたが、公式の案内を見ても72時間の間に発行しますと書いてあるので、3日くらいの余裕をみて申請したほうが良いと思います。
ぜひ、事前にETASの申請を忘れずに行い、楽しいオーストラリア旅行を楽しんでください。しかし、ギリギリ間に合ってよかった。