アメリカの銀行に手数料ゼロ、着金まで約12時間で送った方法

海外送金・銀行等

日本の銀行からアメリカの銀行に送金する方法

自分名義のアメリカの銀行口座に送金した方法です。(2024年7月現在)

送金手数料ゼロ、着金まで約12時間で無事着金できました。今後のため、またどなたかのご参考になればと思い記録に残します。

なお今回、関係する口座、アカウントについては全て自分名義の口座です。

日本のネット銀行からUS bankへの送金方法

日本のネット銀行から、アメリカの銀行口座に円をとにかく安く、できれば無料で送金したく、色々と検討した結果以下の方法で送ることにしました。

今回の送金について、自分の名義の銀行口座にある、10万円分をアメリカの銀行に入れるということです。

日本のネット銀行(円)→Revolut(円→USD)→US

bank

事前にUS bankに確認したところ、「海外の銀行から送金を受けた場合は25米ドル手数料がかかる。アメリカ国内の銀行であれば無料」とのことでした。

さて、以下が実際行った方法です。

ステップ1 日本の銀行からRevolutに円送金

Revolut(後述)に入金する際は、日本の銀行から日本円で入金することが必須です。

Revolutのアプリをダウンロードし、登録をすると好きな通貨でイメージとして財布が持てます。

Revolut_qr

Revolut_qr

日本円でのみしか入金ができないので、入金した後に両替をする必要があります。

「+チャージ」を押すと

・クレカ

・銀行振込

の2つの方法が提示されるので、銀行振込を押すと振り込むべき口座情報が出ます。

 

受取人名が自分の名前でなくて「REVOLUT」というところに振り込みます。

ネット銀行が、他銀行でも手数料無料!のところだと、この第1ステップが無料です。

ステップ2 Revolut内 JPY→USDに両替

日本円のアカウントから「両替」を押すと、日本円からアメリカドルにいくら分送るかが選べますので、選ぶ。

この時の

Revolutレート $1=158.5727

(同時間のYahoo!ファイナンスレート158.415)

大手銀行のように1円も違うということはなさそうです。

ステップ3 Revolut  USD口座→US bankに米ドル送金

1)送金ボタンを押して

2)右上の「+」

3)「送金先口座」を選択し、「受取人アカウントの国または地域」を「アメリカ合衆国」に変更

あとは、金額、アメリカの銀行口座、送金口座情報「口座番号(Account number)」、「ルーティングナンバー(Routing Number)」、名前、メアド等を入力

Step4 アメリカの銀行口座で受け取り確認

今回、手数料を引かれることなく両替レートもそんなに悪くなく、無事に送金することができました。

Revolut(レボルート)とは?

Revolutは2015年に設立されたデジタルバンクの分野で革新的なサービスを提供する企業です。以下に、Revolutの基本情報を紹介します。

日本でも、第二種資金移動業者として登録されており、日本でのサービスも行っています。

REVOLUT TECHNOLOGIES JAPAN株式会社は、第二種資金移動業者(財務省関東財務局長 第00060号)として登録を受けています。REVOLUT TECHNOLOGIES JAPAN株式会社は、一般社団法人日本資金決済業協会に加盟しています。

引用:Revolut Technologies Japan公式HP

サービス内容

Revolutは以下のような多岐にわたる金融サービスを提供しています:

  • 多通貨対応のデビットカード
  • 海外送金サービス
  • 仮想通貨の売買
  • 予算管理ツール
  • 投資サービス
  • revolut card

サービス国

Revolutは世界中の多くの国でサービスを展開しています。現在、200以上の国と地域で利用可能です。

ユーザー数

Revolutの全世界でのユーザー数は2,500万人を超えています。

日本国内でのRevolutのユーザー数は約30万人です。

 

Revolutのメリット

これまでWISE(旧 TRANSFER WISE)や、PAY PAL等使ってきましたが、Revolutはなかなかいいなーと思っています。

75万円まで、両替手数料無料!

でもこういうのって、手数料無料って言っても両替で表示されてる金額に含まれてるから損じゃん!と思いますが、ほとんどYahoo!Financeとうの表示と変わりません。

Revolutでは、75万円までは無料、それ以上は0.5%かかるそうです。

また、ニューヨークの証券取引所が閉まっている時間帯に両替すると手数料は1%(基本的には、ニューヨーク時間、金曜日17時〜日曜日18時が営業時間外)

↑75万以下で、週末に換えなきゃいいね。という認識をしてます。

実際のクレジットカード(デビットカード)が持てる

VISAがついたデビットカードが持てます。アプリで申し込むだけで、自宅に郵送されてきます。使い方も普通のクレカと同じ。でもデビットカードです。ある意味安心ですよね。

ヘルプデスクに確認したところ、アカウントにある以上の利用はできないそうです。ちょっと心配なサイト、海外で利用する際に使ってます。

外貨口座(ユーロ、ドルなど)をのままクレカ(デビットカード)利用できる

海外に行った先に、予め日本円をドルに変えておき、現地で使うこともできます。

現在の円安相場のように、海外で使ったあと、クレジットカードで1ヶ月先にいくら請求が来るかドキドキしながら待つこともないわけです・・・

チャットのみだが、ヘルプデスク対応が早い

日本語対応もしており、質問に対する返信が大変早いのでいつも何かしら聞いてます・・・

 

Revolutの注意点

ヨーロッパ在住の友人に勧められて、WISEを持っていたけれど追加して口座を持ちました。

送金受け取りは日本の銀行から日本円のみ

米ドル口座はあるのですが、それにそのまま、ドル送金して受け取ることはできません。

名義人が異なる口座からの入金不可

証券会社もそうですが、Revolutに入出金する銀行口座名義は同じ人でないと受け付けてもらえないようです。

日本円口座へのチャージをクレカでした場合、送金に使えない

日本のクレジットカード等で、Revolutアカウントに入金した際、残金は買い物のみの使用に限られるそうです。(海外送金には使えない)

海外送金の場合は日本銀行から行った銀行振込についてATM等で下ろせるそうです。