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年々高騰する出産費用
近年、日本の特に大都市圏での出産費用は年々上昇しています。厚生労働省の調査によると、東京都の平均出産費用は他の地域よりも高い傾向にあるそうです。
私は三大都市の一つである大阪で出産しました。
では、実際どれだけかかったのっていう話で体験談です。
無知すぎて、妊娠8ヶ月くらいの時にお金が想像以上にかかるとわかりオロオロしました。
結論から言います。
出産費用(自然分娩)は67万円でした。
補助の50万円が出ても
自己負担が17万円です。
(すぐ海外行けるじゃん・・・と思ってしまう)
出産費用の平均データ(全国)
引用:出産費用の実態把握に関する調査研究(令和3年度)の結果等について
令和2年のデータでは、東京都の平均出産費用は約56万円。地方ではこれよりも低い費用で済むことが多いですが、それでも出産費用は全国的に上昇傾向にあるそうです。
このデータでによると大阪の大阪府の出産費用中央値は44万円。
ただ、このデータ、公的病院と書いてあるので所謂クリニックの費用の平均とは違うので実際はもっと高いと思います。
補助金の増額されても・・・自己負担の現実
出産育児一時金は2009年に42万円から50万円に増額されました。これは政府の少子化対策の一環として実施されましたがこれなら、東京以外ならカバーできそうですが・・・
なぜだか・・・というかもうし合わせたように出産費用も上昇しています。厚生労働省のデータによると、全国平均の出産費用はここ数年で着実に増加しており、現在では60万円を超えることも珍しくありません。
私のケースでは、大阪で出産。自然分娩でした。
出産費用は67万円を支払い、補助金を差し引いても自己負担額は約17万円となりました。これは非常に高額で、家計に大きな負担となりました。
出産費用(自然分娩)領収書
こちらが実際に支払ったレシートです:
入院日数は5日間
個室利用のため(1万円×5日間)は余分にかかっています。
専門的なことはよくわかりませんが、やはり出産代が35万円くらいで一番多いです。
無痛分娩が15万円。夫におねだりもできない
無痛分娩を選んだ場合、出産費用は80万円を超えるそうです。
補助が出ても自己負担が30万円。
どこかの有名な方が「無痛分娩をおねだりしないと!」とおっしゃった発言があったそうですが・・・気軽におねだりできる金額ではないですね・・・
当初は無痛分娩を予定していましたが、Webページでアナウンスされていた10万円という費用は古いものだったようで、直前の説明で話を聞いた際の費用は「15万円」以上でした。
無痛分娩費用(基本15万円)+
・子宮口を広げる処置
・陣痛促進
・吸引分娩
この事実に気づいた時にすでに7、8ヶ月くらいだったのでもう病院を変えることは断念。
ただし、出産予定日3週間前に、無痛分娩から自然分娩に変更。
理由は「費用が高くて払えないから」です。
入院生活の実態 そんな豪華でない・・・
個室を選んだことでプライバシーは確保されましたが、それでも日々の生活には制約がありました。例えば、食事は確かに豪華でしたが、エステのようなサービスは期待ほどではなく、リラックスする時間は限られていました。
また、毎日1万円の個室代を支払う価値があるほどの個室だったかというと、正直なところ疑問が残ります。とはいえ、よく言われる光熱費の高騰、人件費の高騰などから人手が必要な産院は仕方がないのかもしれませんが)
出産でクレカのポイント貯める方法(出産ポイ活)
こんなにお金がかかるのなら、なぜこのクリニックに決めたのかと後悔しっぱなしでしたので、私にできることはポイントを貯めることくらいでした。
はい、出産でポイ活ができます。
もちろん、自己負担分のみクレカで払うのもいいのですが、引き落とし口座に余裕があるのであれば(私の場合は、1ヶ月足らずで50万入金されました)全額クレカ払いにすると利用分のポイントが貯まります。
※例外等はあると思いますので、対象か否かは個人でお調べください。
出産ポイ活方法。以下を必ず確認してください。
・産院が出産費用のクレジットカード支払に対応しているか
私の場合は、入院代のみ対応ということでしたが、もしかしたら毎回の検診の支払も
クレカ払いに対応しているかもしれません。
ポイ活をされたいなら、そういった病院の方がおすすめです。
無料の時もありましたが、平均値で考えると補助が出ても毎回3000円〜5000円は支払っていました。
以下の書類を間違えなく記入すれば可能です。
1.受付にクレカでの支払いを申し出る
どこかのタイミングで、出産費用をクレジットカードで支払う予定であることを伝えてください。初めからその予定なら、産院選びの1項目として、最初に確認した方が良いです。
2.出産育児一時金等医療機関等への直接支払制度を利用しない!
これを間違えなく記入してください。「利用しません」
どこかのタイミングで直接支払制度利用の可能なクリニックは以下の書類の提出を求められます。
直接支払制度を利用することに「合意致しません」に丸をつけてください。
そして、退院時窓口でクレジットカードで支払ってください。
3.後日、入っている会社の健保組合に請求
入っている社会保険(自分か、旦那さんの会社から)もらっている保険証に書いてある⭕️⭕️けんぽ組合に電話をしてやり方を聞くのが一番いいです。
「産院への直接払いを利用しないのですが、出産育児一時金の申請手続きはどうすれば良いですか?」
といえば丁寧に教えてくださいました。
例えば、この全国健康保険組合のようにほとんどのところがWebサイトに申請書が載っていますので、それを印刷必要事項記入、領収書等必要書類を提出します。そうすると手続きがされます。
4.銀行口座に50万円振込 クレカにはポイントが貯まる
申請時期、期間、混み具合によって違うかもしれませんが、大体1ヶ月後に、50万円が支払われました。
クレカで大体65万円支払ったので、クレカによって違いますが、百円で1ポイントの楽天なら6500ポイントもらえますね。
嬉しいけど、自己負担で17万円支払って6500ポイントか
そもそも、もっと安い病院にすればよかったといまだに思うけど、仕方がない。せめてポイントでも!
結論:今後産む方に・・・
必ずあらかじめ、最終的な出産費用(自然分娩の場合)を確認して自己負担がいくらになるのかを確認し、その費用に納得できる病院選びをしてください。
「深夜料金等、状況が違うのでみなさん違います」と言われると思いますが、絶対にクリニック選びの際、出産費用について電話でも良いので問い合わせてください。
途中から産院を変えることはかなり厳しいです。事前に調べ、自分の予算に合った病院やプランを選ぶことをお勧めします。
でもね、もちろん、何よりも健康な赤ちゃんを迎えることができるのが一番大事なのですが、計画的に準備を進めてください。